お部屋設備に関するトラブル
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マンションでの暮らしを長く続けていると、お部屋の設備に関して何かしらのトラブルに遭遇することは珍しくありません。
これまでに多く見られた、室内設備に関するトラブルと対処法についてまとめました。まさかの時に慌てないよう、ぜひご確認ください。
電気関連のトラブル・対処
- テレビが見られない
- 新居でテレビを見られるようにするには、まず「チャンネル設定」が必要です。居住エリアによって受信できるチャンネルが異なりますので、必ず行ってください。
設定の方法は取扱説明書に記載されています。最近のテレビは、簡単な操作で自動的にチェンネル設定できるものが多いですのでご安心ください。
テレビを正しく接続してチャンネル設定を終えたのに、見られない・映りが悪い場合は、機器や配線、電波状況に問題があるかもしれません。どうしても解決できなければお近くの家電店などにご相談ください。
- エアコンを付けたい
- ほとんどの場合、お部屋の壁の上方に、エアコンと室外機をつなぐ配管を通すための穴があいています。基本的にはその穴の近くにエアコンを設置してください。
もし壁に穴がなく、新たに配管用の穴をあける場合は、オーナー様の許可が必要ですので必ず事前にご連絡ください。
- ブレーカーが落ちた
- 一度に複数の電化製品を使うと、ブレーカーが落ちて停電状態になることがあります。
落ち着いて、まずは室内のブレーカーがある場所(分電盤)をご確認ください。
ブレーカーには「アンペアブレーカー」「安全ブレーカー」「漏電ブレーカー」の3種類がありますが、多くの場合、日常的な電気の利用で落ちるのは、回路ごとの電気を管理している安全ブレーカーです。
ブレーカーが落ちた回路の部屋で使っている電気機器をすべて止め、ブレーカーを入れてください。
なおアンペアブレーカーが落ちるのは、家全体の使用電力が契約電力容量を超えている時です。もし契約電力容量を変更されたい場合は当社にご連絡ください。
ガス関連のトラブル・対処
- ガスが止まった
- ガスの開栓手続きが済んでいるのにガスが使えない、という場合は、ガスメーター(マイコンメーター)をご確認ください。
赤いランプが点滅していれば、それはガスメーターが何らかの異常(※)を感知して自動的にガスを止めたことを意味しています。
※多量のガスが流れた、ガスの圧力が低下した、震度5程度以上の地震を感知したなど、この時もし室内がガス臭ければガス漏れが発生しています。直ちにガス会社に連絡してください。
ガス漏れがなさそうなら、以下の手順で復帰させてください。①屋内外すべての器具栓とガス栓を閉じ、ガス機器を止めます。(メーターのガス栓は閉めない)
②ガスメーターの復帰ボタンのキャップを外します。
③復帰ボタンを奥までしっかり押し、ランプがついたら指を離します。
④ランプが点滅を始める。約3分後、点滅が終わっていれば復帰完了です。
⑤ガス栓の閉め忘れやガス機器の止め忘れがないのに点滅が終わらない場合はガス会社に連絡してください。
水回り関連のトラブル・対処
- 洗濯機から水が漏れてきた
- 洗濯機下部や周囲の床が不自然に濡れている時は、漏水が考えられます。
洗濯機周りの水漏れは主に次の箇所で起こります。すぐに異常がないか確認してください。
・給水ホースと水道の蛇口との接続部
・排水ホースと洗濯機本体との接続部
・排水ホースと排水口との接続部
漏水がひどくなると、床をつたって階下にまで影響を及ぼすことがあります。
万一、お客様の不注意により階下に被害が生じた場合は、その修繕などの費用はすべてお客様のご負担となりますのでご了承ください。
- トイレが詰まってしまった
- トイレットペーパーを大量に流すなどの原因で、トイレが詰まることがあります。
焦って無理やり流そうとすると、余計に溢れて漏水してしまいますのでご注意ください。
ラバーカップ(棒の先に吸盤のようなゴムカップが付いた清掃用品)を便器の排水口を塞ぐようにかぶせて、詰まりが解消するまで押し引きを繰り返してください。押す時は静かに、引く時は力を入れて強く引くのがコツです。
- 水道管が凍結した
- 冬の特に寒い夜間などは水道管が凍結し、最悪の場合は配管が破裂してしまう恐れがあります。天気予報などをご参考に、凍結が予想される時は凍結防止を行ってください。
凍結防止ヒーターや電動水抜き装置がある場合は、取扱説明書をご確認の上、適切に対処してください。また、少量の水(1分間に牛乳ビン1本程度が目安)を水道で流しっぱなしにしておくだけでも凍結防止になります。
なお、必要な措置を行わずに凍結による設備の破損等が発生した場合、修理費用はお客様のご負担となりますのでご了承ください。
- 給湯器が故障した
- 給湯器やエアコン、換気扇などの室内設備が故障した場合は当社にご連絡ください。
なお当社に連絡されずお客様の判断で修理された場合は、その費用はお客様のご負担となりますのでご注意ください。
結露・カビ関連のトラブル・対処
- 窓ガラスの結露がひどい
- 結露とは、室内と室外の温度差によって空気中の水蒸気が液体(水)となって窓面に付着する現象です。
結露をそのままにしておくと、濡れた窓枠やクロス、カーテンにシミやはがれ、カビの発生などをもたらします。また押入れやクローゼット内の湿気を増やし、収納している布団や衣類にもカビがつきやすくなります。
窓の結露はこまめに拭き取るとともに、次のような点に注意して結露の発生を抑えましょう。
・窓や押入れを開けて換気をこまめに行いましょう。屋内外の温度差が小さいほど結露は発生しにくくなります。
・壁面に家具を置く時は、空気が通りやすいよう壁から少し離してください。
・部屋の換気口を開け、24時間換気を常時作動させてください。
・調理時の台所や入浴後の浴室は、換気扇を回して水蒸気を外に出すようにしてください。
・加湿器や洗濯物、観葉植物などは室内の水蒸気量を増やし、結露の間接的な原因となります。
- 押入れやクローゼットでカビが出てきた
- 日本は湿気の多い風土であり、湿度の高い梅雨時や結露の置きやすい冬場は、押入れやクロス、家具の裏側など様々な場所にカビが発生することがあります。特に近年のマンションは気密性が高いため、室内の湿気がこもってカビの生えやすい環境が生まれやすいです。カビを抑える一番の対策は、定期的に換気を行い室内の湿度を下げることです。上記の「結露」を参考に、十分な換気を行いましょう。
壁紙にカビを見つけたら、消毒用アルコールや薄めた食器用洗剤でふき取ってください(壁紙を傷めないよう目立たない部分で試してください)。
その他のトラブル・対処
- 部屋の電球が切れた
- 各種設備の消耗品(電球、蛇口のパッキンなど)の交換は、お客様のご負担で行ってください。
ほとんどの消耗品はホームセンターなどで入手できます。事前に品番や型式、ワット数などをご確認の上、正しい器具を使用してください。
- 廊下の電球が切れた/エレベーターが故障した
- 廊下や階段、エントランス、駐車場など、共用部分の電球が切れた場合は当社にご連絡ください。
同様にエレベーターなど共用部分の設備の故障についても当社にご連絡ください。いずれも場合も、受付時に故障などの状態をお聞き致します。
また交換や修繕にお時間を頂く場合がありますのでご了承ください。
- 入居したばかりの部屋に不備があった
- 入居時点で設備などの明らかな不備が発見された場合は、速やかに当社にご連絡ください。
なお、やむを得ず現状でのご使用をお願いする場合がございますのであらかじめご了承ください。